3月11日 |

今日は3月11日。
東日本大震災から6年が経ちました。
熊本地震からもうすぐ1年になりますが、これから長い長い道のりだな…と日々感じています。実際に自分が経験して、東北の復興はさぞかし大変なのだろうと、想像できるようにもなりました。
そんな中、思うことがあります。
どうしても、自然災害は仕方のないことなのだなと。私たちは自然の中で暮らしているのだから、それを乗り越えながら生きていくしかないのだなと。
だけど原発事故は違う。
最近、耳にする福島の子どもに対する「いじめ」のニュース。
胸が痛い。
6年という年月が経過し、熊本地震が起こったことで、みんなが原発事故のこと、忘れてしまうのではないかとふと不安になることがありました。
だけど、嬉しいことに、今年も「福島ゼロ円キャンプスクール」が開催されます。熊本の人たちが、福島の子どもたちを想って熊本に招待する活動で、春休みと夏休みの年2回開催、2011年からずっと継続されています。
クリーンな土地で保養することはとても重要らしく、被ばく量が軽減されるのだそうです。何より放射能を気にすることなく、熊本の土地でのびのびと元気いっぱい過ごしてもらおうという活動理念がとてもステキだなって思って、影ながらずっと応援してきました。
事務局は、いちこじさん(東しのぶさん)から、新たに片山さんという若手が引き継いでいくことになったそうです。少しずつ形は変わって行くのかもしれませんが、続けていくことに意義があると思います。(いちこじさんはスーパーバイザーとして支える側で関わっていかれるとのこと)
そこで私も、少しでもこの活動に役立ててもらえたら…と、昨年からカレンダーの原画を販売しその売上の半分を寄付させて頂くということをはじめました。
昨年の報告
http://artchannel.jp/news/2016/03/post-25.html
昨年は自身のアトリエで行いましたが、今年は場所をお借りして行います。4月末頃からの開催なので、夏休みの活動にお届けしようと思います。
熊本もまだまだ大変な状況の中ではありますが、だからこそ、熊本の子どもと福島の子どもの交流はより奥深く意味のあるものになっていくのではないかと思ったりもします。
原画展のことは、また改めてお知らせ致しますが「福島ゼロ円キャンプスクール」は、春休みに向けてすでに動き出していますので、どうぞ応援よろしくお願い致します。
art channnelにパンフレットと募金箱が届いていますので、お立ち寄りの際には、気に留めていただければ幸いです。
福島→熊本0円キャンプスクール
画像は昨日のさんぽみちで見つけたつくしの赤ちゃん。
今年も春がやってきました。
犠牲になられた、たくさんの魂がどうか安らかでありますように。