2019年 04月 17日
3ねん |
熊本地震から3年が過ぎました。
3年という節目にいろいろ思うことはありますが、その中のひとつは「原発事故がなくてよかった」ということ。
人も動物も昆虫も植物も地球の一部として生まれたり死んだりしている。自然災害もその流れのひとつだと思います。でも、原発事故は違う。
3年前、大きく何度も何度も揺れる暗闇の中、運転停止の気配がなくとても不安な日々を過ごしたことを思い出します。結果、事故がなくてよかったけれど、福島での悲惨な事故の先が見いだせていない中、日本のあちこちで運転が再開されていることに疑問を抱かずにはいられません。せめて健康な水と土地が守られたことに感謝したいと思います。これからも大切に繋いでいけたらと切に願います。
そうそう…地震発生当時、熊本市動植物園に獣医として勤めていらっしゃった上野明日香さんの体験談がアップされていました。想像を絶するご苦労があったと思います。よかったら→ http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=23768
今日もまた、鳥のさえずりを聴きながら、わらう犬と散歩して、足元に生える草花に見入り、おいしい空気を吸って、豊かな一日を迎えられたことと、穏やかにこの一日を終えることが、しあわせだなと感じます。そう感じれるようになったことは、悲しい経験があったからこそでもあります。だから全部にありがとうなのかもしれません。
今もまだ大変な状況の中にいらっしゃる方々に、健やかな日々がやってきますよう、そして、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。
by kodadayoko
| 2019-04-17 16:18