2020年 10月 23日
「どうぶつえんのどうぶつたち」25日まで |

熊本市現代美術館で9月2日からスタートした「どうぶつえんのどうぶつたち」。いよいよ、明後日で閉幕です。さ、さ、さみしい…。ロングランだっただけに、大規模だっただけに、内容が濃かっただけに、終わるのが本当にさみしいです。
現代美術館で2度も個展をさせていただけたことは、本当に身に余る光栄なことですが、これは「熊本市動植物園」のオシゴトだったからこそ…です。当初、美術館から2会場使ったらどうですか?と、言われ、いやいや2会場も無理ですって!と恐れおののいていましたが、並べてみたら、とても1会場では入りきれなかった…です。その作品の数を改めて自分自身で体感して、「よくがんばったなあ…」と自分で自分をいっぱい褒めました。笑
でも、わたし一人でがんばったわけじゃありません。心強い応援や協力があって、がんばれたこと。支えてくれた顔がずっと浮かびっぱなしです。
今回の展覧会においては、熊本市動植物園の皆さんにも、たくさんのご協力をいただきました。快く取材に応じてくださった飼育員の松男さん、北川さん、平瀬さん、草野さん、松成さん、村上さん、岩永さん、梅崎さん、西さん、高宮さん、獣医師の松本さん、飯冨さん、藤井さん。素敵な笑顔と共にお話を聞かせてくださって、ありがとうございました。藤井さんには、無理を言って新作の9点の解説文を、このために書いていただきました。トークイベントには園長自ら足を運んでいただき、昨日も会場に来ていただいていたとか…。とても嬉しかったです。
その皆さんの素敵な笑顔と人物像を、バッチリ切り取ってくれたカメラマンのさかもっちゃん、今回も会場撮影からトークイベントの風景、壁画の制作〜完成まで細やかに抑えてくれて、いつも本当にありがとうございます。
今回の会場に合わせて、105個のフレームの制作を担当してくれたかどっち、私以上に作品の展示方法をしっかり考えてくれました。解説文用の木製プレートも読みやすいように…と、角度をつけての105個制作はまるで修行のよう…だったはずです。いつも本当にありがとう。
そして、今年に入ってからずっとリードしてきてくださった学芸員の冨澤さん、うまく引き出してくださったり、整えてくださったり、細やかに気づいての力強いサポート…とても有難い存在で本当に感謝しています。おかげで想像以上の力を発揮できたような気持ちでおります。影で見守ってくださった美術館の皆さんにも、心から感謝しています。
…と、まだ終わってはないのですが、まるで終わったようなメッセージですみません。終わったら一気に脱力しそうだったので、今のうちに感謝の気持ちを書き留めてみました。展覧会の感想などはまた終わってひと段落した頃に投稿させてください。
上通アートプロジェクトは、引き続き30日まで開催しています。先日完成した大壁画は、10年間保存されますので、何度でもお出かけいただけたらと思います。
24日(土)・25日(日)は、在廊していますので、会場で一緒に過ごしていただけたら嬉しいです。お会いできるのを楽しみにしています。
photo:坂本和代/設営の日に冨澤さんと
by kodadayoko
| 2020-10-23 18:47