2020年 11月 24日
人形師・厚賀新八郎さん |
今日は展覧会中の残しておきたい画像を…。
おばけの金太の人形師、十代目 厚賀新八郎さん。
新聞を読まれて、熊本市現代美術館での原画展に訪ねてきてくださいました。
厚賀さんは、私がデザインした「おばけの金太」の手ぬぐいを気に入ってくださり、一度ご連絡をいただいたことがあります。お会いするのは今回がはじめてだったのですが、わざわざ足を運んでくださったことがとても嬉しくて記念写真を撮らせていただきました(ご本人の許可をいただいて掲載しています)。おばけの金太は一見怖いようなイメージもあるのですが、きっとたくさんの遊び心から生まれた人形なんじゃないかと思います。おどけた表情やからくり人形というところも、心が豊かだからこそ生まれたような気がして。そんな遊び心が表現できたらいいなあと思いながら描いたてぬぐい。製作者ご本人から気に入っていただけたということ、とても光栄に思っています。
厚賀さんの後継者も決まったのだそうで、地元の古くから伝わる文化や技術が途絶えることなく継承されていくことは、とてもうれしいことだなあと思います。いつか工房にもお邪魔させていただきたいです。これからもどうぞお元気で、たくさんの人形を生み出してくださいね。
by kodadayoko
| 2020-11-24 18:41