熊本市現代美術館での「どうぶつえんのどうぶつたち」、無事に終了しまして、あっという間に1週間も経ってしまいました…。総入場者数、5,237名とのことで、沢山の方に足を運んでいただいたんだなあ〜と改めて喜びを噛み締めています。ノートには、来てくれた子どもさんたちの動物の絵がたくさん…、心温まる言葉も散りばめられていて、繰り返し読み直しています。本当にありがとうございました。
動物の解説文や職員の方の取材パネルを熱心に読んでくださる方が多かったこと…とても、嬉しかったです。一生懸命読んでくださっているので声をかけるのが申し訳ないほどでした。原画の質感をじっくり楽しまれる方も多く、覗き込むように観られている方もたくさんいました。今回、ガラスやアクリル板を入れず、むき出しの状態で展示できたのは監視員さんがいてくださったからこそ。たくさんの方に間近でじっくりと観ていただけて「どうぶつたち」も、恥ずかしくも楽しかったようです。
元々の動植物園のファンの方にもたくさん来ていただきました。
すごく、うれしかったです。
片方で「長いこと行ってないから、今度行ってみよう!」とか、「熊本市動植物園にこんなに動物いるとは知らなかった!」という言葉も、たくさんいただきました。中でもうれしかったのは、職員の方のお話を読んで、「動物園のイメージが変わりました」とか「スタッフの方の思いを知って、親しみが増しました」という内容の言葉をたくさんいただいたこと。それが、とても、とても、うれしかった。
動物の絵を描くために、何度も足を運んでいく中で、それまで抱いていた動物園に対する「切ない」感情がきれいに消えたのは、そこで働くみなさんの動物に対する「思い」を感じたからだと思います。今回、職員の方々の言葉や笑顔を通じて、ほんの少しでも伝えたかったことをお伝えできたような気がして、それが、とてもうれしかったのです。
壁画はこれから10年間保存されますので、いつでも観に行かれてくださいね。ミュージアムショップでは、引き続き、売り場を縮小してグッズの販売を継続していただいておりますので、こちらも是非。
そして、是非、熊本市動植物園にもお出かけいただけたら嬉しいです。
改めまして、「どうぶつえんのどうぶつたち」ご観覧いただきまして本当にありがとうございました。